盛岡市 S様邸

内観と外観のデザインのイメージは違うが、どちらも引き締めているのはブラウン
旅行が趣味の施主様。ヒアリングの際にも各国の写真を見せて頂きイメージを拡幅させました。新興ではない住宅街の中で目立ちすぎず、でも好きなモノを主張し長く飽きの来ないものを目指した。
元々台形と四角形を合わせたデザインで、どこか近未来なデザインでしたが当時一色だった外壁はそのデザインを活かしきれていないと思い、色に拘りました。
造作出窓部分は全て作り変え、目のいい木目サイディングへ張替、アルミの一重サッシだった窓を全てLow-E高性能樹脂サッシに交換、サイズ、配置、デザイン共に一新。玄関ポーチには袖壁を造作し、オアシスデザインの一つである四角を3つずつ対角に配置したガラスブロックを設置。黄色い暖かい光が零れるその姿は下校中の子供たちにも安心感を与える事でしょう。
玄関・ポーチに敷き詰めたライトグレーのタイルは輸入タイルは一つとして同じ柄は無く表情が豊かで、グレーの塗壁(ジョリパット)との相性も抜群です。
内観は明るくホワイト&ブラウンでコーディネート。施主様私物の黒い家具が引き締めてくれます。
和室がLDKとなり、キッチンが和室となる大規模工事でしたが、解体後に出てくる瑕疵に関しても経験と知識でカバーし、施主様にも満足頂けて嬉しかったです。









