盛岡市 N様邸

手作りの逸品が醸し出す豊かな質感とぬくもりに満ちた家
ガレージが一体となったデザインで、シルバーの鉄板とオレンジのサイディングに貼ったブリックタイルががスタイリッシュとカントリーを融合させた様な印象を与えています。室内は、床材のレッドパインや造作の木製玄関ドアのスプルスなど無垢材を多用し、ナチュラルウッドな感覚に仕上げるとともに、アメリカンカントリー調のデザインを随所に散りばめ、ナチュラルでカジュアルな空間を実現しました。
システムキッチンや洗面台、浴室などは既製品ではなく、ご家族のデザイン的な志向や使い勝手を重視し、手作りにこだわりました。収納についても、必要な場所に必要なだけのスペースを確保。キッチンや廊下の壁面も無駄なく活用されています。
リビングの壁はお客様と現舎長、左官屋さんで塗った珪藻土。思い出たっぶりの健康壁です。
「フリーハンドでイメージを描いていただき、それに感銘を受けて家づくりをお願いすることにしました」と言うご主人は、「昔ながらのある程度部屋が仕切られた家、そのなかでリビングだけは開放的に」と希望。
「妻はアメリカンカントリー調、私は昔の農家のような民芸調の感じが好きだったので、二人のイメージを合わせて家づくりに生かすのは難しかったと思います」とご主人は振り返ります。
二人の意見や要望をうまく取り入れて実現した住まいは、木のぬくもりに包まれた懐かしさを感じる快適な空間となっています。
先代のデザインでは有りますが、現在の設計にも大きく参考となる建物です。









