盛岡市美容室 Sola様

キューブで色を組み立てるデザインの美容室
お世話になっている美容室のオーナー様のご紹介で出会ったオーナー。フィーリングが合い、要望に対し提案した物を沢山気に入ってくれるデザイナー冥利に尽きるお店です。
オーナーの身に着ける物にゴールドが多かった事からゴールドのサイン看板にする事が決まりました。
この一個が決まるだけでカラーコーデは加速します。
金>黄>茶>ベージュ>と同系色の濃淡のバランスを取りました。
外壁はゴールドがキツクならぬよう主張と溶け込みを考えベージュのジョリパットで塗壁。
2つ有った入口の一つを潰し新規の壁を造作。
その壁は店内から優しい黄色の光が零れる事を計算したデザイン。格子入りの上げ下げ窓に、オアシス特有の四角を3つづつ使い対角に配置するデザインのガラスブロックを配置。
隣の入口から中を除くと中のニッチにも同じデザインが有りシンメトリーを演出。
元々ついていたシャッターBOXは、返却時の現状回復を想定して壊せない。かといってそのままではこの雰囲気に全く合わない為、
オシャレな庇として見せる様に下地を組み、アスファルトシングル葺きで仕上げました。これが有ると無いでは雰囲気が全く違った事でしょう。
地面のインターロッキングとの相性も良いです。
店内はホワイトを基調に木製造作のレジカウンター、飾り棚、目隠しルーバー、セットカウンター、造作の関節照明、ニッチ、額縁類をウォルナットで引き締めています。
そこに黄色い光が当たると中和されてうっすらベージュ感が出ます。
鏡、額縁も造作ですが、鏡をセットする方角には東北の鬼門 【盛岡八幡宮】が有る為、額縁は鳥居のデザインをモチーフに制作しております。
オーナーには来客からも大好評で風水師の方からも誰がデザインしたんですか?かなり凄いです。いいですと絶賛されたそうです。
ちゃんと弊社の宣伝も忘れずにしてくれるオーナーさん達に感謝。
基本的にデザインが必要な仕事の際も、施主様の好みを聞いて、提案する全てが形になる訳では有りません。コストの面も有ります。
しかし最初に紹介してくれたオーナーの繋がりの方達は大体提案を喜んでくれるので、大分自信とエゴを持ってデザインしちゃう事も有ります。
商売に関するデザインなので縁起物を取り入れる事も喜ばれますね。









