盛岡市 K様邸

高性能な古民家風の新築住宅
七十代と六十代の夫婦で暮らすK様邸は、『終の住処』として奥様の定年退職を機に建替えをしました。夫婦ともに、子どもの頃に育ったご実家は県南の田舎にある農村だったので、求もたのは一部屋一部屋が大きく、ゆったりとした間取りで、板間の感触が柔らかな、昔風の家。
そこでオアシス建築舎は、古民家風デザインの住まいを提案しました。
構造部では秋田杉の4寸柱で長さは4mを使い、高天井で室内を大きな立体空間に。その秋田杉はそのままでも綺麗な物でしたが、贅沢に全て塗装仕上げ。柱梁は濃いウォルナットの拭き取り塗装仕上げ。全て造作の収納・建具類は薄い色でデザインに凹凸を付ける。ちなみに塗装は秋田の職人さんにお願いしました。
腰壁と建具のデザインを統一し、伝統的な手法を取り入れました。
4枚引込の雨戸の内付け雨戸の断熱効果は高く、外張り断熱工法と床下暖房で確執の床を温める工法との相性も良かったです。
バリアフリー化にも力を入れ、全ての建具は引戸とし、造作階段共に有効開口幅は、いずれ車椅子での生活になっても生活しやすい設計にしております。
1階2階共に無垢のフローリング材を使用し、自然塗料のリボスで仕上げています。
外構では鉄骨の車庫を車庫を制作し、車庫の後ろには両面から仕様出来る小屋も作りました。
このジャンルでこのレベルのお仕事が経験出来た事は、現舎長の年代の建築士さんの中でも貴重な経験な経験をさせて頂きました。









